今回は【キミは、「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ】を紹介します。
表紙が漫画だったので、4コマ漫画かなっと思って手に取りました(笑)違いましたけど。
私は40代になって、そこまでイライラすることは無くなりましたが、
若い頃はすぐにキレる若者だったんじゃないかと思います。
今は子供に大事な話をするときにはどうしても感情的になって怒ってしまいます。
怒りたいわけじゃないのに。
ちゃんと要点をたしなめるつもりなのに。
結局子供は「怒られた」という結論しか残らず、意味のない話になってしまいます。
「怒る」以外の方法があるのなら、知りたいと思いませんか?
この本は、なぜ怒るのか、そして怒った後どう対処するのか書かれています。
イライラすることが増えた人
対人関係でトラブルを抱えている人
怒りを感じやすくなっている人
作品情報
著者:森瀬 繁智(モゲ)氏
出版社:すばる舎
発売日:2022年1月26日
著者について
森瀬繁智(モゲ) (もりせ・しげとも)
お金の気持ちと成幸の専門家。
一般社団法人お金の気持ち研究所代表理事。
株式会社WaLife代表取締役。
20代の頃は、土下座をしてお金を借りるぐらい、ど貧乏だったものの、「怒らない生活」を始めることで、人生が次々と好転し、人間関係や恋愛、お金等の問題を瞬く間に解消でき、「幸せなお金持ち」の仲間入りを果たす。
主に女性起業家をコンサルしており、年商2000万超えのクライアントを多数輩出。
個別セッションは超高額にもかかわらず、予約は数ヶ月待ち。
「1回のセッションで人生20年分を飛び越える効果が出る」と言われ、
クライアントの長年の思い込み(ブロック)を笑いで一刀両断。
そのアドバイスは予想のはるか斜め上から飛んでくると言われる。
海外セミナー(ドバイ、香港、マカオ、シンガポール、バリ、ラスベガス、ハワイなど)も大盛況。
著書に『LOVE & MONEY(愛とお金に満たされる4つの法則)』『お金持ちスイッチ、押しちゃう? 』(共にマキノ出版)、『すごい! お金持ちチェンジ』(KADOKAWA)がある。
Amazonより抜粋
要約
怒りを感じやすいひとほどパワフルなので、恋愛、仕事、人間関係などがうまくいく可能性が高く、人生を好転させる機会に恵まれる。やり方ひとつで幸運をつかむチャンスがたくさんある。しかし、9割の人が怒りで我を忘れ、思考停止に陥る。そして、問題解決を遠ざけてしまう。イライラする事はもったいない。
怒りたいから怒っている
相手に怒らされたのではなく、自分から怒っている。怒りやすい相手に怒り、怒りにくい相手には怒れず、グッと我慢している。周囲に怒りをぶつけやすい人は「相手が言うことを聞いてくれた」という「成功体験」を引きずる。怒る以外の解決策を知らないから、仕方なく怒っている。
一時的な感情に流されないコツ
「怒り」とは人間が持つひとつの〈感情〉で、怒りの感情をもつのはとても自然なこと。怒りの感情が生まれたら、5秒のクールダウンする時間を取る。
笑ったり笑わせたりしたほうが気持ちいい
自分が怒りそうになったら、「今日はこの辺にしといたろ」「命拾いしたな」と「怒り」を「笑い」に変換する。まずは自分の機嫌とりをする。
「怒らない体質になる」ためには「疲労」をためない
怒ってもいい。無駄な怒りは持たないほうがラクである。怒りがわいてくるのは「睡眠不足」「運動不足」「栄養不足」「勉強不足」のことが要因。
睡眠不足を解消する
睡眠足が続くと、頭も心も空回りして思考停止に陥る。
優先順位をつける
重要なのは「今、何が一番大切なのか」ということと、その大事なもののために優先順位をつけること。一番の足かせは、自分の観念や思い込みだったりする。
運動する
運動をすることで、脳内神経伝達物質の一つである「セロトニン」が分泌される。「セロトニン」は別名「幸せホルモン」と呼ばれていて、ストレスの緩和、イライラの解消、仕事などの向上心が上がり、より幸せを感じやすくしてくれる。
バランスの良い食事をとる
栄養不足の解消には、「質」と「量」を考える。好きなものでバランスをとり、質の良い食べ物を適量とる。
読書をする
イギリスのサセックス大学の研究チームによれば、「6分間の読書」は現代人のストレスの68%を軽減する効果がある。自分に必要な勉強は楽しいし、結果につながる。
「すぐ怒る」はやめられる
すぐ怒るときは、思考停止しているときが多い。怒らないスイッチで怒りはコントロールできる。口グセや考え方を変える方法。
相手を否定しない言い方をする
「自分が正しい」となると必ず怒りや争いにつながるので、「なるほど、あなたはそう思うんだね」と相手を否定も肯定もしない表現に変える。
「間違っている」と「違っている」
「あの人は〈ま〉ちがっている」となると途端に相手を正そうとし、変わらなければ怒りがわき、争いごとにつながる。人と人とがお互いの違いを認め合い、尊重しあえばこの世から争いはなくなる。
相手の「好き」を優先する
「愛する人のために」という、相手を思う気持ちを優先に行動をおこす。
「こうしなさい」と言わない
自分が正しいと思っていないから、相手に命令したり押し付けたりしない。お願いしたり、指示したりはするが、
もし相手が自分言うことを聞かなくても、「自分はただしい」「自分は間違っていない」と思わないこと。
本文より引用
そうすれば怒りは生まれにくい。
心豊かな人の考え
「金持ち喧嘩せず」と言われる通り、本当に豊かな人は相手のことを貶めようとしたり、必要以上に責めたりしないものです。
本文より引用
この世は「因果応報」。
人の悪口を言わない
悪口を言う間は、嫌いな人のことを考えている時間であるので、頭を切り替え自分の大事なことに時間を使う。
こころない相手から自分を守る
怒るときって、悲しい、寂しい、つらいという気持ちに蓋をしているときだといわれています。
本文より引用
カッとなって言い返したり、グッと我慢して言われ続けたりすると、自分が損するだけでなく心が傷ついてしまうのでモヤモヤを残さないようにする。まともに相手にしないために「闘牛士」のように相手をサラッとかわす。かわしながら冷静に次の対処を考える。次に「負けないよ」という意思を態度で示すことで相手に釘をさす。
「傷つくひと言」を言われたら
例えば、「デブ」と言われた時、自分がそのことを認めても、それが悪いこと思わなければ怒ったり、傷ついたりしない。己を知り、己を活かす術を学べば怒る事も減る。
怒りがわくのは、大好きな証拠
「未承認的怒り」から怒りがわいてくる。認めてもらいたいという感情は相手が大好きだから。「こんなに怒りがわいてくるぐらい、私は相手のことを愛しているんだ」と認識すること。そして、その気持ちを素直に相手に伝えること。
自分を認めてあげる
「自分がどれくらい、他人を受け入れられるか」は「自分がどれくらい、自分を受け入れているか」ということに比例します。
本文より引用
認めたくないのは、自分の稚拙さや、過去に経験からくるもので、そういったものから、自分を解放してあげる。まずは自己肯定感をもつこと。
ムダな怒りに振りまわされない
「Iメッセージ」で伝える
怒りは「私」を主語にした「Iメッセージ」で伝えれば、自分の気持ちが伝わりやすい。
人を脅して動かさない
人を動かすには「喜び」か「恐れ」しかない。怒ったり、脅したり「恐れ」で子どもに言うことを聞かせるのには限界があり、なにより子供の自主性が失われ、健全な成長を妨害することになる。それよりも、「喜び」に導いてあげる子育てを心がければ、子供の親も楽しく過ごせる。
怒りと向き合う
自分の「怒り」に気づき、その「怒り」と向き合う。「怒り」は必要な感情である。まずはきちんと「怒り」を感じ、その「怒り」を自分の成長や幸せ、成功の糧にしていくことが大事。
一瞬、幸せになりたいのなら怒ればいい。
でも、一生幸せになりたいのなら、ゆるしたほういいんだなぁ by相田もげを(笑)
本文より引用
感想
「怒る」のはダメな感情だと、抑えるべきと思っていましたが、必要な感情であると知り、少し安心しました。できる限り「怒らない」態勢をとること。怒っても誰も得をしなからです。
「怒り」の感情をプラスに転換する方法などがわかりやすく説明してありました。「怒る」ことは人生を好転させるチャンスを潜んでいるとのこと。怒りのエネルギーを自分の成長のエネルギーに使えればベスト!と知りました。
最近は読書が趣味なので、イライラしにくなってるのかな
自分を大切に、相手を大切に、これらを参考に人との関係を築いていきたいと思います。
イライラすることが増えた人
対人関係でトラブルを抱えている人
怒りを感じやすくなっている人
ぜひ読んでみて下さい。
この本はKindle Unlimiteでも読み放題で読めます。Kindle Unlimiteについて解説していますのでこちらもどうぞ読んでみてください。
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