【「耳読(ミミドク)」で、もっと読めるようになる!】この本でタイパを味方に

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「耳読」で、もっと読めるようになる!あなたにそっと教える、 読書時間を3倍に増やす方法.アイキャッチ

いつの時代も、学習や成果を上げるために重要な役割を担ってきた「読書」。
そして今、新たなトレンドとして「耳読」が注目されています。
「耳読」で人生を楽しみ、生涯学び続けるための決め手となる読書方法です。

最近「タイパ至上主義」とかいうよね。
タイパって何?

たこぴい

タイパの意味は「時間効率」、タイムパフォーマンスの略語で、時間は有限だから、時間的な効率の良し悪しを示す言葉だよ。



オーディオブック事業会社としてオトバンクを創業した上田渉氏は、読者の読書速度を3倍にし、最新の方法で確実に読書力を向上させるためのテクニックを本書で紹介しています。

このブログでは、耳読が新しい読書法である理由、耳読の利点とは何か、
そして耳読書がどのように脳を向上させるのかについて要点を紹介します。

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目次

書籍情報

著者:上田 渉(うえだ わたる)

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

出版日:2012年10月13日

著者情報

上田 渉  

株式会社オトバンク代表取締役会長。日本オーディオブック協議会常任理事。

1980年神奈川出身。東京大学経済学部経営学科中退。在学中から複数のNPO(代表例は、かものはしプロジェクト)の立ち上げ・IT企業の経営を経て、2004年にオトバンクを創業し、代表取締役に就任。
緑内障で失明していた祖父の影響で、目の不自由な人のためにもなる仕事をやりたいと強く思うようになる。
自身が受験時代の勉強法として活用した音声学習もヒントに、オトバンクを創業した。現在オトバンクは日本最大のオーディオブック事業者として拡大を続けている。

著作
・『脳がよくなる耳勉強法』 (2009年6月15日、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
・『勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる』 (2010年6月10日、マガジンハウス) 
・『ノマド出張仕事術ノマド出張仕事術 1時間のプチ移動から本格出張まで』 (2010年12月16日、実業之日本社) 
・『20代でムダな失敗をしないための「逆転思考」』(2011年9月23日、日本経済新聞出版社) 

耳読とは

「耳読」とは「耳で本を読むこと」です。
音声化されたコンテンツを聴くことで、目で読むのと同じ情報をインプットすることが出来ます。
この本の筆者である上田氏は目だけでなく耳の活用を始めて、偏差値30から東大合格の実績をあげています。

耳読の5つのメリット

読書をする人

本を読むのではなく、聴くことには多くの利点があります。ここでは、耳読の主なメリットをご紹介します。

すきま時間を有効利用できる

「空いた時間を有効活用できる。」
車内、電車内、休憩時間など、ちょっとした隙間時間を有効に活用できます。
目を使わずに耳だけで情報のインプットができるので、
本来何も出来ないはずだった時間を耳読によってその時間を有効に使いながら、
有意義で教育的なコンテンツに触れることができる絶好の機会になります。

言語能力が向上する

本を聴くことは、あなたの言語能力の向上に役立ちます。
音を通して教材に触れることで、単語やその発音、文章の中での使われ方をより意識するようになります。これは、より包括的な言語理解を構築するのに最適な方法です。

本との対話ができる

本を聴くことで、本の内容をより深く考えることによって理解を深めることができます。
目で読書するよりも耳読の方が脳に負担がかからないため、ラクに内容を考えることができます。

手が空く

両手を自由に使える他の活動をしながら本を聴くことができるため、
本を持ったり、今やっていることから離れたりする心配はありません。
他の作業をしながら耳読をすることができます。
それによって「アイデアの創出」と「時間の有効利用」が可能になります。

想像力が活性化する

本を聴くことは視覚からの情報がなく、聴覚からのみの情報となるので、
脳は足りない情報を補おうと自然と視覚的な想像力を働かせようとします。
音で物語を理解することで、情景をより詳細に思い描くことができます。
その作業は脳の多くの箇所を使った非常に高度な作業です。

耳読で倍速、3倍速も可能

耳読する人

聴覚は耳から自動的に入ってくる音を処理する感覚なので、
目とは違い、受動的に情報を得ることができます。
人の聴覚は非常に柔軟性が高いので、情報を理解できるように脳を鍛えることができます。
少しずつ速度を速めてい慣れけば慣れていくので、自分の理解しやすい速度で聴くとよいでしょう。
倍速、3倍速を活用すれば単純に時間効率の向上が可能です。

①音楽が好きなひと
②ラジオがすきなひと
③目だけでいまいち物覚えが良くないと感じているひと
④ひとから聞いた話のほうが頭に入りやすいひと
⑤本を読むのが苦手、または遅いひと
⑥速読を習得しようとしたがなかなかうまくいかないひと
⑦自分の話す内容や話し方のレベルアップをはかりたいひと
⑧机の前に座っての勉強に限界を感じているひと
⑨自動車によく乗るひと
⑩通勤時間の長いひと
⑪運動することが日課のひと
⑫机の前に座っての作業時間が長いひと
⑬家事をする時間が長いひと
⑭雑音があると集中できないひと

以上の項目から3つ以上当てはまる人は耳読に向いているそうです。

オーディオブックが人気の理由

スマホ利用

疲れていても聴ける

本を読む労力に比べて耳で聴く労力の方が脳にとっては負担が少ないので、
オーディオブックのほうが疲れず理解しやすいです。
疲れているときにも気楽に楽しむことができます。

スマートフォンで聴ける

スマートフォンの利用者が増えたのでオーディオブックの利用者も増加しています。
スマートフォンは普段から持ち歩くので、ちょっとしたすきま時間の活用に向いています。

オーディオブックの聴き方

耳読する女性

ながら聴き

「ながら聴き」は何かの作業をしながらオーディオブックを聴くという聴き方です。
何かをしているけど耳を使っていない時間を有効活用できます。
集中して思考している時や複雑な書類を作っている時などはながら聴きが難しかったりします。
ながら聴きをするときは、聴き洩らしても大丈夫と気楽に取り組むことが肝心で、
一言一句漏らさず聴くには「目を閉じて集中して聴く」方法が向いています。

目を閉じて集中して聴く

「目を閉じて視覚情報をシャットアウトすることで聴覚からのインプットに専念する環境を作る」方法です。聴覚からのインプットに集中することで記憶しやすくなったり、色々なものをイメージしやすくなります。思考を広げたい場合には目を閉じて集中して聴くのが一番です。
また、目を休めることにもなるので、目の疲れた時には最適です。

本とオーディオブックを聴く

朗読に合わせて本を読むと、視覚情報と同時に、耳からの視覚情報によるインプットが行われるため視覚と聴覚を刺激します。複数の感覚から情報をインプットすることで記憶しやすくなる方法です。
この方法は語学の習得に有効です。

また、先にオーディオブックを聴き、復習を兼ねて本を読む方法をとると、
オーディオブックで内容がおおまかに分かった状態なので、本を読むスピードが速くなります。
記憶の定着率もあがります。

集中して倍速で聴く

日本人の平均的な読書スピードは、1分間に400~600文字と言われています。
オーディオブックのナレーションスピードは1分間に300~350文字なので聴くと若干遅く感じるかもしれません。
倍速版にすると1分間に600~700文字となるので本を読むより早いスピードで聴くことができます。
聴覚は柔軟性があるので、倍速にもすぐに慣れます。
理解できなかったら、目を閉じて集中すれば理解もしやすくなります。
速い速度で聴けれるかどうかは個人差や疲労度も関係するので、
疲れた時はスピードをゆっくり目で聴くほうがよいです。

マルチタスク

「ながら聴き」の応用の方法で、「ながら聴き」は頭を使わない作業をしながらのオーディオブックを聴く方法ですが、「マルチタスク」は頭を使った作業をしながらの聴き方です。
パーティー会場のようなうるさい空間でも自分の名前を呼ばれるとちゃんと聴こえるような、自分の興味のある言葉は選別して認識できる効果を「カクテルパーティー効果」といいます。
マルチタスクでは興味関心の深い情報はカクテルパーティー効果によって自然と耳を傾けることができます。

まとめ

著者は、目の不自由な祖父のために、祖父のように不自由な方のために、
耳で本を読むオーディオブックの会社「株式会社オトバンク」を創業しました。

私はドライアイで老眼も多少あるので、目を使わずに「耳読」で読書できることはとても嬉しいです。
また、ワーキングママなので、家事・育児・仕事に追われ自由になる時間は通勤時間か昼休み。
そんなすきま時間に「耳読」で本が読めるのは、本を読む喜びだけでなく、
自分の時間を確保できたようで本当に嬉しい時間となりました。

最初は文字を読まないと理解できないんじゃないかと思いましたが、
ラジオや音楽を聴く感覚ですんなりと聞くことができますよ。
私には難しい自己啓発本やビジネス本は倍速では理解できず、
ゆっくりと何度も聴き返したりして「耳読」を楽しんでいます。

オーディオブックにはAmazonのAudibleや、オトバンクのaudiobookがあります。
まずは無料で体験することができますので、一度試してみてはどうでしょうか。

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