私は読書が苦手です。苦手ながらも本を読むと眠くなったり。
そんな私が読むのは恋愛小説が主ですが、最近では自己投資のため自己啓発書や啓蒙書を読むようになりました。
ですが、知らない単語を調べてるうちに、前後関係がわからなくなって前のページに何度も戻ってみたり。なかなか内容が頭に入ってきません。情けない…
いざ本を買ってみたが、挫折した本は少なくありません。情けない…
そこで知ったのが、本の要約をまとめている「flier(フライヤー)」というサービスです。
タイムパフォーマンスがよく、需要が拡大しており、現在の会員数は100万人突破しているそうです!
1冊(約300ページ)を読むのに日本人の平均では約3時間かかるそうです。
「flier」では1冊が約10分で読める内容に要約されているそうで、私にもチャレンジできる!と早速試してみました。

いやいや、ビジネス書なんて私は読まないし…
不安なんで、まずは無料のフリープランから試して、今はゴールドプランに加入しています。
「flier」を使って要約を読むことで効率的に読書ができるようになりました。この本の要約サービス「flier」について解説、実際に利用した感想を紹介していきます。
この記事では「flier」の概要、月額料金やプラン、実際に利用した感想について解説します。
・「flier」に興味がある方
・私のように「読書が苦手」な方
・読書をする時間がない方
・効率的な読書をしたい方
・ぶっちゃけ、「flier」が必要かどうか知りたい方
flierとは 要約された本を読む

フライヤーは、書籍を一冊あたり10分で読める「要約」で本の概要を把握することができる本の要約サービスです。通勤時間などのスキマ時間を活用して教養やビジネススキルを身につけられます。
要約された書籍は約3,000冊(2022年11月現在)で、毎日1冊追加されていきます。
本のジャンルは、ビジネス書が多く、スキルアップ・キャリア、経営戦略、人事、マーケティング、ファイナンシャル、政治・経済、サイエンス、リベラルアーツなど。
*リベラルアーツとは人間を自由にする技、束縛から解放するための知識

利用料金は3通りの料金プランがあり、利用できる要約本の冊数に違いがあります。
一冊あたり10分に要約

日本人の平均的な読書スピードは1分間に400~600文字だそうです。1冊あたりだと4~6時間かかると言われている書籍を、「flier」では重要なポイントをおさえ4,000~5,000文字に要約されているため、10分で読むことができます。音声で要約を聞くことも出来るので、通勤時間や休憩中、家事をしながら要約を読むことができます。

要約で興味がわいた本はこの要約ページにリンクがあるので、こちらから本を購入することも出来ますよ。
著者がチェックで高品質な要約

「flier」では各分野に精通した専門ライターが要約作成するので、必要なポイントがおさえられたクオリティーの高い要約になっています。
さらに、全ての要約は、出版社・著者の許可を得るため、品質は間違いなしです。
アプリ/WEBで利用できる
WEBでも、スマホアプリでも利用することができます。
手が離せない場面でも音声再生できるコンテンツも利用できます。しかし、残念な事にオフラインでの利用は出来ません。
本の要約を知ることで、自分の必要な本に出会える

本を選ぶときは、知らず知らず自分の好み、関心あるものを選びがちですよね。「flier」なら、要約が10分で知れるので、ランキングやピックアップされた本を試しに読んでみることで新しい出会いがあります。
さらに、要約を読んで興味がわいた本だけを購入すれば、「買ったけど読んでいない」「買ったけど思ってたのと違った」などの不必要な本の購入を防げますよね。自分にとって必要な本だけ購入すれば、経済的です。

flierの月額料

料金プランは3種類あります。
無料プランは20冊ほどの無料の要約コンテンツが見れます。しかし、要約の途中までしか見れないのでざっと概要を知るには十分かもしれませんが、物足りないかもしれません。
有料プランは月額500円の(シルバープラン)と月額2,200円の(ゴールドプラン)の2つのコースがあります。シルバープランは要約コンテンツが月に5冊まで。ゴールドプランは全ての要約コンテンツを制限なく読むことができます。
ちなみにゴールドプランは7日間無料で試すことが出来ます(WEBからの申し込みの場合のみ)。そして、こちらのサイトから申し込むと10%オフの月額1,980円(ゴールドプラン)で利用することが出来ます。
私は、お試しだと思ってまずは無料プランを申し込みました。ちゃんと理解できていなかったところもあるのですが要約が途中までしか見れないことに物足りなさを感じて、どうせなら無制限に読みたいのでゴールドプランへアップグレードしましたよ。

flierのメリットとデメリット

「flier」のメリットは先ほど概要のところで紹介したようにこの4点があげられます。
- すきま時間で本の要約を読める
- 質の高い要約を読める
- 音声でも聞ける
- 自分に必要な本を選定できる
逆に、デメリットとしては
- あくまで要約
- オフライン再生ができない
- 月額料が高い
- ビジネス書が中心で小説の取り扱いはない
あくまで要約
「flier」は本の要約を紹介するコンテンツですので、本の全容は知ることができません。「25のメソッドのうち、本要約では一部を紹介した」(本の要約から引用)などポイントを抜粋して要約してあるのですべてを網羅しているわけではありません。あくまで要約。網羅しようと思えば本の購入が必要です。
音声読み上げサービスは私に向いていない

音声読み上げサービスがありますが、Audibleのようなナレーターが読み上げるのではなく、自動音声の読み上げのため、抑揚がなく単調であるのと、章節の区切りが分かりづらく感じました。
また、私はAudibleやPodcastなどの音声サービスは倍速で聞くのですが、ビジネス書など不得意なジャンルは倍速で聞くと頭に入って来ませんでした。知らない単語や文言を調べながら本を読む私には音声読み上げサービスは向いてないのかもしれません。
オフライン再生できない
読みたい本の要約をオフラインで利用することは出来ません。音声読み上げサービスも、要約を読む場合もオンラインでの利用しかできないので、ネット環境が必要で、通信費もかかります。できるだけ通信費を節約している私はwifi環境下で利用するようにしています。
月額料が高い
AmazonのKindle Unlimitedの利用料金は月額980円。
Audibleの利用料金は、月額1,500円。
「flier」あくまで、要約のみのサービスで2,200円は割高感が否めません。
その要約から自分にとって必要な本だけを購入するのであれば結果的には経済的ですよね。
小説の取り扱いがない
主に小説を読んでいる私にとって致命的かもしれません。
取り扱う本のジャンルはほとんどがビジネス書です。これらのジャンルに興味のない方には向いていないサービスかもしれません。
flierの内容

①本のカテゴリー 要約は17のカテゴリーに分かれています。
②評点 明瞭性、革新性、応用性について評価されています。

③要約者のレビュー(おすすめポイント) 要約したライターのレビューが掲載されているのでざっくりの概要が知れます。
④著者情報
⑤本の要点 要約を読む前に書籍の全体像を把握でき、知識の吸収効率が高められます。
⑥要約本文 1冊あたり10分で読めるよう約4,000字で要約されています。
flierよくある疑問
- Qアプリがありますか?
- A
はい。iPhone、android両方でアプリがあります。
- Qオフラインで利用できますか?
- A
いいえ。基本的に要約を読むときも音声機能を利用するのも通信環境が必要です。ただし、通信環境下であらかじめ要約のPDF版をダウンロードすることでオフラインで閲覧可能になります。
- Q学割はありますか?
- A
はい。ゴールドプランが月額880円で利用できます。
flierのSNSでの評判
本を購入する前に要約チェックして自分に必要な本かを見極めるんですね。
私も「flier」読むと知識が増えた気がします。
あくまで要約ですので実際に本を読んだ方の重要ポイントと「flier」のポイントが異なる場合もあるようです。
まとめ

読書の苦手な私はビジネス書や自己啓発本をあまり読んできませんでした。苦手意識と私の読解力の低さからスムーズに吸収することができなかったためです。
「flier」の要約をよむことで、概要をつかめるので本を読み進める難しさが緩和されたと思います。
そして、敬遠していた本を選ぶことも出来ています。苦手が好きに変わるキッカケができるかもしれません。私のように、まずはフリープランから試してみるのもよいと思います。
なんでも試してみなくちゃわからない!
控えめに言ってもおすすめなコンテンツです。ぜひ試してみてください。
本を読むのにおすすめのサブスクを紹介しています。
Amazon Kindle Unlimite 月額980円
Amazon Audible 月額1,500円
コメント