「マーケティング」とは商品やサービスが売れるしくみを作ること。
ブログを運営している私も、
ブログを読んでもらうためのマーケティングが必要とこの本を読んでみました。
現在ではSNSによって誰もがコンテンツを作ることができる時代。
この本を読めば、ユーザー行動について分析し、
どのような情報発信をすれば、それが購買につながるっていくのか知ることができます。
書籍情報
著者:飯髙悠太
出版社:ディスカバー・トゥエンティワン
出版日:2019年8月30日
飯高さんはこれまでに東証1部上場企業を含め100社以上のコンサルティングを経験。
Webマーケティングメディアとして有名な「ferret」の創刊編集長として参画、
現在は株式会社ホットリンクで執行役員CMO(マーケティング責任者)を務めています。
要約
株式会社ホットリンク執行役員CMO飯髙悠太、はじめての書籍!
Amazonより
UGC(ユージーシー)を起点に、ULSSAS(ウルサス)をうまく回し、売れ続けるサイクルを!!
<UGCとは?>
ユーザーが自分の意思で投稿したコンテンツであるUser Generated Contentsのことで、
モノが売れない時代を切り開く鍵となる。
<ULSSASとは?>
UGC(ユーザーが作ったコンテンツ=口コミ)
↓
Like(いいね)
↓
Search1(SNSで検索)
↓
Search2(ヤフー、グーグルなどで検索)
↓
Action(行動・購買)
↓
Spread(拡散)
という流れを指す造語。
SNS時代に、どのように情報が伝播するかを追いかけた結果生まれた概念
SNSによって、誰もがメディアになり、誰もがコンテンツの作り手になれる時代がやってきました。
このことを、どのようにして商品やサービスの購入につなげていくことができるでしょうか?
その鍵となるのが、「UGC」と「ULSSAS」
小手先のテクニックではなく、本当に良いものを、それを必要とする人へ届ける。
その方法をご紹介いたします。
UGC(User Generated Contents=ユーザー生成コンテンツ)こそ、これからの時代のSNSマーケティングの要になる
U User 利用者が
G Generated 作り出した
C Contents 内容、中身(コンテンツ)
自然発生する口コミ=「UGC」には、3つの特徴がある。
・情報の信頼性が高い。
・行動転換(態度変容)が起こりやすい。
・シェアされやすい。
UCGは例えば、食べログのレビュー、Amazonの商品レビュー、Twitterへの口コミ投稿、インスタの写真ブログの記事など。
SNSで自然発生したUGCは広告よりもユーザーの心に刺さりやすい。
そこでさらにUGCがシェアされやすくなる。
SNSでオススメしていた商品に興味を持つと、
その商品を「具体的な商品名」で検索する。これを「指名検索」という。
「指名検索」が増えると売り上げにつながる。
つまり、個人が発信したUGCが、別のユーザーに
「興味喚起」→「指名検索」→「購買」というように行動を変換させた。
特にSNSでのUGCは「拡散力」という点で圧倒的に強い。
UGCが出やすい商品
・人に推奨しやすい(お菓子、飲料、映画など)
・自己表現として投稿されやすい(アパレル、コスメなど)
・商品が手に取れる
UGCが出にくい商品
・コモデティ商品かつ情緒的価値がうすい(乾電池、ゴミ袋など)
・コンプレックス商材(カツラなど)
・購入される数が極めて少ない(キャンピングカーなど)
ULSSAS 購買プロセス
筆者はSNS時代の購買プロセスを僕達は「ULSSAS」と名付けている。
「ULSSAS」は購買プロセスの流れを示す造語であり、
SNS時代に、どのように情報が伝播するかを追いかけた結果生まれた概念。
U UGC ユーザーが作ったコンテンツ=口コミ
L Like いいね
S Search1 SNSで検索
S Search2 ヤフー、グーグルなどで検索
A Action 行動・購買
S Spread 拡散
スモール・ストロング・タイの法則
SNSのマーケティングにフォロワーは多いほうがいいのか?
①プライベートでつながる(~50人)
②人間関係の構築でつながる(~300人)
③興味や趣味でつながる(300人以上)
購買に繋がりやすいのは①のプライベートでつながり。
濃密なつながりを形成しており、ツイート数も多く、情報拡散につながる可能性が大きい。
信頼性の高いユーザーのつながりから購買につながりやすい。
これをスモール・ストロング・タイの法則という。
スモール・ストロング・タイの法則を利用して、
企業のマーケティングをする際に、社員の個人アカウントから発信する手法も取られている。
フォロワーの量より質が重要で、それらのユーザーが連鎖的、持続的にUGCを生み出して認知を増やすということが理想的である。
誰に何を伝えるか
コンテンツマーケティング【コンテンツ(情報)を用いてコミュニケーションを行うマーケティング活動の一つ。ブログ、動画配信など】が注目されている理由は、潜在的にその商品やサービスを必要としている顧客にアプローチできる手段であるから。
メディアを作るときにまずは、ミッションとユーザーを明確に設定すること。
ミッションは誰の、どんな課題を、どのように解決するのか。
そして、実際に購入する意思決定をする人がコンテンツのユーザーとは限らない。
専門領域について、深く、それを必要とする人を目的とする「狭く、深く」を目指す。
SEOでの検索流入よりも、ダイレクト流入を重要視し、顧客を育てる。
ダイレクト流入は、コンテンツをお気に入り登録するなどして毎日訪問してくれる人など。
マーケターにとって一番大事な考え方
商品を取り巻くすべての環境を見渡して、この全体を俯瞰して見るという視点
Twitterの声
この本を読んだ感想
私自身初めて読んだマーケティングの本です。
カタカナや知らない言葉がいっぱい出てくるんだろうなぁと思いながら読みましたが、対話形式で話が展開されているので、素人の私でも読みやすかったです。
マーケティングのノウハウではなく、
マーケティングの基本をわかりやすく説明してくれているので、
マーケティングの初めの1歩としてはベストチョイスだったのかもしれませんね。
インフルエンサーでなくても、
自身が信頼されるSNSユーザーになってフォロワー繋がりを持つことで、
情報発信の起点になれるということが一番印象に残るポイントでした。
コンテンツ作成に必要な事
・ミッションとユーザー設定
・誰の、どんな悩みを、どうのような方法で解決するのかを明確にする
・「誰」を具体的に設定する
・コンテンツは、「狭く深い」モノを目指す
・コンテンツは量も大事だが質を重要視する
これはブログ運営でも重視すべき事で、とても参考になりました。
目指すは、信頼されるアカウントになる事‼
この本は、kindleUnlimitedで読みました。
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そして復習のため、オーディオブックで通勤中に聴きましたよ。
こちらの記事でaudiobook.jpの紹介をしていますので、ぜひ読んでみてください。
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